「体調を崩してしまった」「元気だけどひとりでは思うようにできないことが出てきた」など、介護が必要になるきっかけは人それぞれ。病院やデイサービスなどに通いながらも、生活基盤は家という場合、家族が介護をすることになります。
いろいろ不安なこともあるかと思いますが、落ち着いてゆっくり介護について考えてみましょう。
通院しているなら医師や「地域連携室」などの相談窓口に、そうでない場合にはお近くの「居宅介護支援センター」に相談してみましょう。いまの状況を踏まえてのアドバイスやケアマネジャーの紹介をしてくれます。
株式会社ミカでも介護に関するご相談を受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
介護制度の仕組みを知っておくことも大切です。介護保険を使えば、介護用品の購入やレンタル、介護保険を適用しての住宅改修について、自己負担が3割になり、経済的な負担を軽減することができます。
介護について相談した際に、介護保険についても聞いてみるとよいでしょう。
「おうち介護の手引き」でも介護保険についてご案内しています。
家で介護をする場合には、家族みなさんの協力が必要です。ひとりで抱え込まずに一度話し合い、分担できることは分担し、みんなで家族を支えるようにしていきましょう。
自宅での介護の場合、家のことだからとつい頑張りすぎてしまう方がいらっしゃいます。負担になってしまうと長続きできませんので、サービスを上手に活用してみることも検討してみてください。
介護保険を使えば、介護をラクに行える介護用品のレンタル・購入や、介護しやすい環境を整えるための住宅改修を、自己負担を少なく行うことができます。
また、市町村によって、自宅で介護をする方向けの助成やサービスを行っている場合もありますので、相談してみてください。
介護は身の回りのことをすべてやることと思われる方もいらっしゃいますが、もし自分でできることがあれば、無理のない程度に自分で行うようにしましょう。
自立していられること、自分で動けることが元気でいられる秘訣になります。
介護の経験がない方にとって、いきなりすべてがうまくできることはありません。慣れながら徐々にできるようにしていくつもりで介護をしていくようにしましょう。
また、介護される方の身体の具合も変わっていくものです。最初にすべてを揃えようとせず、状況に応じて介護用品を変えたり、住宅改修をしていくなど、長いスパンで考えるように心がけましょう。
Copyright©MIKA Inc. All Rights Reserved.